current exhibition

勢藤明紗子展終了いたしました。ご来廊頂きました皆様、有難うございます。

皆様との出会いを糧に、勢藤はさらに歩みを進めて参ります。

今後の展開を、どうかご期待下さい。

 

 

 

 

 

勢藤明紗子:Setou Asako

 ミニマル=バロック : MINIMALBAROQUE 

 

終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今展は、現在東京を中心にとても微細なドローイングを発表している勢藤明紗子の久々の関西での個展になります。

 

勢藤の最もポピュラーな作品として、15cm角のドローイングが有ります。15cm四方にびっしりと書き込まれた西洋の文様は、規則正しく同じリズムで書き込まれています。何処から書き始め、何処で終わったのか、その画面からは窺い知る事は出来ません。また微細な表現に良く有る、物語を想像させるものはそこには有りません。線による膨大な情報・労力を目にしながらも、私達は書かれている事すら疑う、思考停止の状態になることでしょう。多・密が無に直結する勢藤の作品は、膨大な情報が掌に有り、個人の領域をはるかに越え、思考・認識の及ばないレベルまで進んでいる今を暗示しているのではないでしょうか。

 

また勢藤の規則正しいドローイングのリズムは、ミニマルミュージックをも暗示させます。繊細な装飾模様は一見ミニマルアートとはかけ離れているように見えますが、勢藤の作品の根底にある規則性や物語生の排除と言った要素は、工業製品の様な姿をしたミニマルアートとも繋がっていると言えます。精緻で可憐な西洋の装飾模様をまといながらも無機質で硬質な勢藤の作品にはバロックとミニマルの相反する要素が混在した魅力的な作品なのです。今回はソル・ルウィトのドローングにインスパイアされた作品も発表されます。

 

 

 

 

 

 

 

                2013 Ⓒ GALLERY ZERO All Rights  Reserved