荒川朋子:Tomoko ARAKAWA

 

 荒川朋子は1975年三重県生まれ。1998年愛知県立芸術大学美術学部油画専攻卒業。2009年名古屋造形大学大学院修士を修了後、三重県を拠点に絵画を制作している。グリーンベースの荒川の絵画は、荒川の居住する環境から導き出されているのではないか。そのナチュラルな画面からは、穏やかで艶やかな光と、爽やかな風の動きと匂いが感じられるようである。目まぐるしく情報が交錯する世界を感じながら、自身の環境から導き出される絵画、それこそが荒川が感じるリアルな時代感なのだろう。

個展に、(Art & Hotel 木ノ離、岐阜県郡上市、2022ー23)、「はるひ絵画トリエンナーレアーティストシリーズ 63 荒川朋子展 確かめるための青眼を」(はるひ美術館、愛知県清須市)、グループ展に、「collection/selection : 10」(ギャラリーキャプション、岐阜市、2019)、「3331 ART FAIR 2018」(アーツ千代田3331、2018)、「あいちからの発信/発進ーあいちから世界へー」(名古屋市民ギャラリー矢田、名古屋市)